中村文則「教団X」読みました。
評価:
中村 文則
集英社
¥ 1,944
(2014-12-15)

JUGEMテーマ:読書
読み終えるのにかなりの労力を要した。
本も厚いけど、とにかく登場人物の数も情報量もすごい…。
 
疲れた。
新興宗教団体の話。
次から次へと情報が示され、これは誰のことなのか、何について書かれてるのかも
よくわからず読み進めていく。
難しくて、理解できないことも多いし、過激な描写も出てくるし、気味が悪いし、
息が詰まりそうになりながらも、でも先が気になるから、これが誰について書かれているのか、
これは何につながるのか、気になるから、読み進める。
闇の中にいるみたい。

読み進めていくうちに、点と点がつながっていき、あ、この人のことだったのか。
そういうことだったのかと、抱えていた気味の悪さも薄れていった。

構成がうまいな。

宗教に救いを求めるのは、何か満たされないものがあるからなんだろうけど、
人それぞれなんだな。
大学時代、教室の黒板にサークルの案内とか書かれていることがあって、
その中に教室ではなく、ちょっと離れた場所が指定されてるものは
そういう団体なんだよと教えられたことがあった。
関わることはなかったから、本当なのかどうかはわからないけど。
一人暮らしをしていた後輩が姿が見えないと思ったら、有名なカルトに
勧誘されていたことがあった。洗脳されかかっていたのを彼の友人たちが
説得して、無事に元通りの生活を送るようにはなったのだけれど、
ちょっとした心の隙に入り込んでくるものなのかもしれない。

最初に出て来た教祖、松尾の妻芳子の優しさ、立花涼子と楢崎のまじめさに
救われ、暗く重い話なのに読後感は悪くなかった。
読み終えたという達成感、満足感でいっぱい。










 
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毎日疲れ気味。
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